親の生活に関すること
付き添い中の食事
自分の食事は毎日病院にあるコンビニ弁当や子供の残りを食べていて栄養面が心配です。食事について工夫できることはありますか?
お子さんの治療を第一に考えると保護者の皆さんのお食事がマンネリ化してしまうことはよく起こることと思います。コンビニ食など買ったものでも栄養バランスがとれるようにちょっとした工夫を心掛けてみましょう。
食べ物の働きと望ましい献立
出典:農林水産省:スマートライフプロジェクト
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/event/plus1tool
食事は主食(ごはん、パン、麺類)、主菜(メインのおかずとなる肉料理、魚料理、大、卵料理、大豆料理)、副菜(野菜やきのこ、海藻などの料理)に分かれますが、主に主食から炭水化物、主菜からたんぱく質、副菜からビタミンやミネラルが摂れます。そのため、主食・主菜・副菜の揃った食事がバランスのよい食事と言えます。 そのことから、下記の画像のようなコンビニのお弁当でも主食、主菜、副菜が揃ったおかずの品数が多いものを選択してみましょう。
出典:農林水産省:スマートライフプロジェクト
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/event/plus1tool
不足しがちな食品
例えば、カップ麺だけ、おにぎりとみそ汁、などといった組み合わせだと、炭水化物はとれますが、たんぱく質が不足してしまいます。主食だけではなく、レンジでチンできる唐揚げやヨーグルトなど、たんぱく質が摂れる食品を加えてみるとよいでしょう。
野菜が入っていないお弁当の場合は、別に小さい野菜サラダを加えてみたり、場合によっては野菜ジュースを加えてみたりすることでビタミン類をプラスすることができます。手軽に追加することができるもので栄養バランスのとれた食事を心掛けてみましょう。
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こちらも参考になるかもしれません(外部リンク)
- NPO法人キープ・ママ・スマイリング
- お子さんの長期入院に泊まり込みで付き添うご家族に「付き添い生活応援パック」を無料で届ける取り組みをされています。上記URLよりお申し込み可能です。
- NPO法人イナンクル 長期入院の子どもと付き添い家族を支える会 (北海道 札幌市)
- 付き添いご家族へのお食事のサポートなどの取り組みをされています。