実際的なことは個々の病院の 状況によって異なりますので、
#3 きょうだいを預けている祖父母のこと 入院している子どもの 3 歳年上の兄を父方祖父母をあずけているのですが、何事も自分でしっかりやりなさいというスタンスで、お兄ちゃんが少し心配です。引き受けていただいているなかでなかなか祖父母に育児方針についてあれこれ言うのもはばかられます。
回答
お兄ちゃんのことを預かってもらえるのは大変助かりますが、親としては育児方針が異なると心配になりますよね。自分たち両親としては、どのような育児方針なのか、お兄ちゃんの性格、ここだけはお願いしたいというポイントを絞って、祖父母にお伝えしてはどうでしょうか。
また、入院している子どものきょうだいは、不安や寂しさ、罪悪感、プレッシャー、悲しみ等、いろいろな気持ちを抱えています。このような気持ちに寄り添い、思いを受け止めたりしながら きょうだいが安心して日々の生活が送れるようにサポートすることがとても大切です。私たちはこのような支援を「きょうだい支援」と呼んでいます。もしよければ、きょうだい支援に関する情報が載っているサイトやパンフレットがありますので、祖父母に目を通していただいて、お兄ちゃんの気持ちの理解につなげていただければと思います。
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- ▶︎ 東北大学病院 小児腫瘍センター きょうだいへのサポート
- 子どもへ病気の説明をする時の発達段階別のポイントが紹介されています。病気のお子さんだけではなく、きょうだいへの説明時にも参考になる情報です。
- ▶︎ NPO法人しぶたね
- きょうだいが抱きやすい気持ちやきょうだいとご家族のコミュニケーションを支援するツールなどが紹介されています。